「人と共に養う」と書いて・・・
今日はお盆の最終日。
ご家庭によっては「送り火」を焚いて
お盆の間に戻っていらしていたご先祖様をお見送りする日ですね。
お墓に行くと「ほおずき」がたくさんお供えされていて、
とても華やかです。
さて、「人と共に養う」と書いて、、、
「供養」
という言葉になります。
先日、お寺様で聞いたお話。
とても心に残ったので少しご紹介を。。
「供養」というと、
「供養してあげている」
という意識を持たれる方がいますが、
「してあげている」のではなく
「させてもらっている」
と考えると良いですね、と。
「供養」という言葉は、
「「人」と「共に」「養う」」
と書きます。
この場合の「人」は「ご先祖様」のこと。
「ご先祖様」と「一緒に」、
「養う」のは「自分の心」。
手を合わせ、
自分のルーツを思い、
命のつながりを感じるひとときに、
養われているのは自分自身です。
お墓やお仏壇があることで、
ご先祖様と一緒に自分の心を養う時間を持たせてもらっている、
「供養させてもらっている」
という気持ちで、
手を合わせることができるといいですね。